基礎チャート分析力向上演習2

次のチャートで今後考えられる動きやトレードした場合の収益等を予測してみて下さい。
(上昇する場合、下降する場合のそれぞれえの動きについて)


7月19日18時時点でのリアルタイムのチャート

2016071901



続きは答えを出してからご覧ください。












































2016071902

現在のチャートは105円~106.3円のレンジ相場になっています。

レンジが出来て3日目の動きになり、今後106.3円か105円のどちらかの方向へブレイクする事が予想できます。

(105円を一時割り込んでいる部分もありますが、
トルコクーデター時のイレギュラーな動きですから排除しています。)


現在は105円~106.3円レンジの上限付近である106円前半に位置していますから
このまま106.3円を超えていくパターンや106.3円まで上昇して反落するパターン
106円前半から下落に転じるパターン等
いくつかの値動きを予測する事が出来ます。

最初のブレイクアウトがダマシに終わり
逆方向にブレイクアウトする事も考えられますが、
最終的にどちらかの方向へブレイクアウトする事になります。

上昇する場合の値動きの一例
2016071903

106.8円は英国民投票時の高値

下降する場合の値動きの一例
2016071904

103.5円は重要な節目



今回のようなレンジ相場、ボックス相場におけるトレードは
基礎チャート分析力向上演習1で解説したように
レンジ下限付近での買いサインとレンジ上限付近での売りサインによる
トレードが最も旨味のあるトレードになります。

現在は上限付近の106円前半まで上がってしまっていますから、
上限まで20pips程度しか余裕がなく、ブレイクアウトに成功しない限り
あまり大きな収益が見込めない相場になっています。

収益だけを考えれば売りサインが出た時に売る方が
収益を上げやすいと考えられます。


ただし、これは現在買いでトレードすべきではない
という事を言っているわけではありません。


ブレイクアウトを見越してブレイクアウト前に買うと言うのも一つの手です。


そもそもブレイクアウトの成功率と言うのはそれほど高いものではありませんので、
常にブレイクアウトを狙ったトレードをするとあまり良い結果にならないのですが、
ブレイクアウト後に買うよりも、ブレイクアウト前に買った方が
損失を限定し易く、当然の事ではありますが安いレートで買える分
多くの収益を得ることが出来ます。

理想としてはレンジ下限付近で買いを入れておくのがベストですが、
現在のように上限まで20pips程度の時にそれ以下のリスクでトレード出来るなら
買う価値が出てきます。
ただし、ブレイクアウトに失敗した時の為にトレール等はするようにしましょう。



トレードする時は、サインだけにとらわれず
どの程度の収益が見込めるかという事を
常に考えながらトレードするように心がけましょう。







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